改良点2011/08/30

ラジオミールはルミノールと同じくパネライ独自のクッションケースですが、ルミノールと違いワイヤーループでストラップを固定します。

ルミノールの場合ラグが手首に沿うように湾曲していますが、ワイヤーループは(少し角度は付いていますが)ケースから横方法に立ち上がっているためケースサイズに比して手首の横幅が少ないと収まりが悪く、ワイヤーループと手首の間に隙間が出来て見た目のバランスも今一歩に感じます。

339番の場合手巻きムーブと言う事もあり、比較的ケースの厚みが薄く(しかもちょー軽い←結構ポイント)ラジオミールの中では収まりが良い方だとは思いますが、手首の細い僕にとってはそれでも持てあまし気味のサイズと言えます。

細かい収まりを気にしない人であれば問題ないのだとは思いますが、僕にとっては結構重要なポイントでもありました。

今回の改良によって、ワイヤーループ部の厚みをギリギリまで薄くし、ストラップ本体との移行部の厚みを調整したことで、手首へ曲線的にストラップが収まるようになりました。
今回作成したストラップの厚みは最厚部で約4.85mmあります。(純正品よりも0.2mm程度厚い)薄すぎるとワイヤーループ部の厚みを薄くしても曲線状に収まらずに直線化してしまいますが、程良い感じにラウンドし手首にフィットする感じになりました。

違いはほんの両端1〜1.5mm程度だとは思いますが、ケースサイズから見た場合44mmと47mmの違いと同じ幅になりますので、見た目的に大きな違いとして感じます。

2枚おろしではなく1枚折り返しの非純正タイプの場合どうしてもワイヤーループ部の厚みは厚くなるし、ストラップの厚みも3mm程度に納めざるを得ませんので、ワイヤーループから直線的に手首に落ちるような印象になってしまうと思います。

好みの問題なので、ソコまで拘る人はそうそういないとは思いますが、47mmというサイズで躊躇されている方の参考になれば・・と思います。