360と3902012/06/19

390と360は番号から言うと兄弟(兄姉?)的な関係のPAMです。

"6"がひっくり返って"9"になって。3と6と9はパネライの数字の代表ですから、上手くまとめたモノです。

ロゴ(=プレヴァンのイメージ)の付いた360番に対して、ロゴ無し(=リシュモンになってからのPAM)の390番。

メーカーとしてのひとつの流れを感じる関係とも言えます。
360番が存在しなければ390番の企画は無かったでしょう。

でもって、並べて見ると真逆の雰囲気を持つ二人。

360がプレヴァン+ミリタリーテイストな感じを残しつつちょっとだけ無骨な印象を持つ(兄)のに対して、390は洗練された大人の雰囲気すら感じるモダンな印象(の妹)。シャープな現代建築みたい。(ストライプストラップも影響してる?)

文字盤の色(360:黒 - 390:ブラウン)とハンズの色(360:黒 - 390:ゴールド)だけでも、相当ミタメの印象が変わるみたい。
普段全くパネライに興味を示さない、うち嫁ですら、“あれ?新しいの買ったの??”“文字盤の色と針が違う!!”・・と珍しく(するどく=恐ろしい.w)的確に違いを言い当ててました(^^ゞ

さらに、塗料の色も文字盤に合わせて変更されている様子。
文字の形も違う辺りは、それなりに考えての仕様変更と思われます。

番号が30番しか違わないので、企画そのものはほぼ同時期に行われているのだと思います。