ゼロハリ・時計収納用ケース ― 2010/04/01
収納部壁面の取り付けが全て済んだら、底面の取り付けを行います。が、その前にBOXの補強を行います。
以前GC140を作ったときは段ボールで行いましたが、使いやすくて適した材料がないか、ホームセンターに探しに行って見つけてきました。
BOX間の補強には加工も楽ちんなバルサ材がベターでしょう。軽いし、強度もそれなり。サイズ違いで数種類あればやりやすいでしょう。紙ヤスリで削れば調整も簡単です。
BOX間に2カ所くらいあればそれなりの強度が保てます。少ないと弱いし、多いと重くなります。
ヘリの部分はケース側に補強のハリをくっつけて行いますので、この時点ではヘニャヘニャです。
以前GC140を作ったときは段ボールで行いましたが、使いやすくて適した材料がないか、ホームセンターに探しに行って見つけてきました。
BOX間の補強には加工も楽ちんなバルサ材がベターでしょう。軽いし、強度もそれなり。サイズ違いで数種類あればやりやすいでしょう。紙ヤスリで削れば調整も簡単です。
BOX間に2カ所くらいあればそれなりの強度が保てます。少ないと弱いし、多いと重くなります。
ヘリの部分はケース側に補強のハリをくっつけて行いますので、この時点ではヘニャヘニャです。
ゼロハリ・時計収納用ケース ― 2010/04/02
補強が済んだら、底面の取り付けを行います。
塩ビ板を適当なサイズにカットして革をボンドで接着したものを底面に貼り合わせます。
この際のボンドはGクリアではなく、セメダインのスーパーXブラックが良いでしょう。色調も目立たないし、操作時間にゆとりがあるし、硬化後の強度も、弾力も適しています。
使い方は説明書参照ですが、塗ったらしばらく放置して、べたつきがなくなったら押さえます。適度な重石を載せておくと良いでしょう。僕の場合、マカーなのでPB12inchを使いました.w
塩ビ板を適当なサイズにカットして革をボンドで接着したものを底面に貼り合わせます。
この際のボンドはGクリアではなく、セメダインのスーパーXブラックが良いでしょう。色調も目立たないし、操作時間にゆとりがあるし、硬化後の強度も、弾力も適しています。
使い方は説明書参照ですが、塗ったらしばらく放置して、べたつきがなくなったら押さえます。適度な重石を載せておくと良いでしょう。僕の場合、マカーなのでPB12inchを使いました.w
ゼロハリ・時計収納用ケース ― 2010/04/03
底面の貼り付けが終わるとほぼ完成に近づきます。
シェルの形状が平坦ではないので、インナーとの間の隙間を埋めながら補強していきます。
シェルの形状が平坦ではないので、インナーとの間の隙間を埋めながら補強していきます。
ゼロハリ・時計収納用ケース ― 2010/04/03
ゼロハリケースのアンダーシェルの底は平らではありません。
ケースインナーの形と合うように調整しなければなりません。
前回GC140をやったときは、インナーの底に段ボールで支えを作りましたが、美しくありませんので（あまり関係ないけど）、今回はバルサ材を利用してみます。
柱を数本渡した上にバルサの平板を張り付けています。高さはインナーケースを納めたときに上面のツラがケースに合うような高さに調整しました。
上から押さえたときに沈み込まない高さになればOKです。（多少は歪みます）
インナーのヘリが沈み込まないように枠の方に支えが必要になります。
ヒンジの部分-金具があたらない位置に枠をよけていますので、その形に合わせて支えを塩ビ板で作り、見える位置にはレザーを貼り合わせてあります。
ロックの部分-キーロックが機能できる位置に支えを決めて、見える部分は同様にレザーを貼り合わせています。
それ以外の部分は、L型の樹脂製のアングルを使いました。アングルをボンドで固定した後、表に来る部分にはレザーを貼り合わせています。隠れて見えなくなってしまう部分ですが、ほんのわずかに見えた部分が綺麗かどうかで最終的な仕上がりに影響してきます。
ケースインナーの形と合うように調整しなければなりません。
前回GC140をやったときは、インナーの底に段ボールで支えを作りましたが、美しくありませんので（あまり関係ないけど）、今回はバルサ材を利用してみます。
柱を数本渡した上にバルサの平板を張り付けています。高さはインナーケースを納めたときに上面のツラがケースに合うような高さに調整しました。
上から押さえたときに沈み込まない高さになればOKです。（多少は歪みます）
インナーのヘリが沈み込まないように枠の方に支えが必要になります。
ヒンジの部分-金具があたらない位置に枠をよけていますので、その形に合わせて支えを塩ビ板で作り、見える位置にはレザーを貼り合わせてあります。
ロックの部分-キーロックが機能できる位置に支えを決めて、見える部分は同様にレザーを貼り合わせています。
それ以外の部分は、L型の樹脂製のアングルを使いました。アングルをボンドで固定した後、表に来る部分にはレザーを貼り合わせています。隠れて見えなくなってしまう部分ですが、ほんのわずかに見えた部分が綺麗かどうかで最終的な仕上がりに影響してきます。
ゼロハリ・時計収納用ケース ― 2010/04/03
枠の調整が済んだら、ボンドで固定します。
ゼロハリ・時計収納用ケース ― 2010/04/04
完成しました。
ス）シャークスキン・ダークブラウン・艶あり・キャメルステッチ・ルミノール用 ― 2010/04/05
前回、上手く行かなかった艶ありの方のシャークスキンでやってみたゴジラストラップ。
この素材のヘリを返す仕様は上手く行かないことが分かりました。表皮がゴワゴワで薄く削いでも、鋭角に曲げることは不可能です（手作業では）。
と言うわけで、ヘリ返し無しの仕様です。
ヘリを返さない場合、あまり厚すぎるのはバランスが崩れますので、表面1.2mmのシャークスキンに裏面2mmのカーフを貼り合わせただけです。
表面と裏面の革の形を調整して合わせた後はコバ処理を行えば完成です。
この素材のヘリを返す仕様は上手く行かないことが分かりました。表皮がゴワゴワで薄く削いでも、鋭角に曲げることは不可能です（手作業では）。
と言うわけで、ヘリ返し無しの仕様です。
ヘリを返さない場合、あまり厚すぎるのはバランスが崩れますので、表面1.2mmのシャークスキンに裏面2mmのカーフを貼り合わせただけです。
表面と裏面の革の形を調整して合わせた後はコバ処理を行えば完成です。
シャークスキンとバファロー ― 2010/04/06
暇な時間もあったので（一応仕事はしている）シャークスキンとバファローレザーでストラップを2本作ってみた。
本当はシャークスキンのストラップだけを予定していたのだけど、作ってみたらイマイチだったので、バファローストラップに（も）取りかかった次第。
シャークスキンは以前復刻版のプレヴァンフィッシュテールバックルでストラップを作成した素材だけど、柔らかすぎて細部（チューブループとかバックル取り付け部分）の強度がイマイチ。縫い込み式ならそれなりに出来ますが、取り外し式のバックルだと何か補強を考えないとダメっぽいです。
柔らかくて表面の感じは悪くないだけにちょっと残念。
本当はシャークスキンのストラップだけを予定していたのだけど、作ってみたらイマイチだったので、バファローストラップに（も）取りかかった次第。
シャークスキンは以前復刻版のプレヴァンフィッシュテールバックルでストラップを作成した素材だけど、柔らかすぎて細部（チューブループとかバックル取り付け部分）の強度がイマイチ。縫い込み式ならそれなりに出来ますが、取り外し式のバックルだと何か補強を考えないとダメっぽいです。
柔らかくて表面の感じは悪くないだけにちょっと残念。
ス）シャークスキン・黒・灰色ステッチ・24-22 ― 2010/04/07
イマイチだったシャークスキン。作った証として一応アップしておきます。
普通に使えるし、ストラップ作り始めの頃だったら満足したのかもしれませんが、今はちょっとアレです。
表に使う革が柔らかいと、ステッチングしたときにステッチに引かれて全体が歪みます。テンションを一定に出来れば全体に同じ感じに歪むのでOKなのでしょうけど、（仕事中の合間にやったので）途中休み休みだったのも原因です。
ステッチの位置もちょっとイケテなかったですね。
反省すると共に次に繋げられるように考えてみます。
普通に使えるし、ストラップ作り始めの頃だったら満足したのかもしれませんが、今はちょっとアレです。
表に使う革が柔らかいと、ステッチングしたときにステッチに引かれて全体が歪みます。テンションを一定に出来れば全体に同じ感じに歪むのでOKなのでしょうけど、（仕事中の合間にやったので）途中休み休みだったのも原因です。
ステッチの位置もちょっとイケテなかったですね。
反省すると共に次に繋げられるように考えてみます。
ス）バファロー・黒・ベージュステッチ・ルミノール・24-22 ― 2010/04/08
表面の革のカットに2度失敗しましたが、概ね良好な扱いやすさでした。←バファロー
317番用の純正バファローを買ったことがあるけど、表面の質感は全然異なります。純正品の上品な感じも好きですが、荒々しいシボの感じとかは悪くないです。
押さえ処が分かってきたので、細部の仕上がり具合は以前よりもだいぶ上手になりました。純正品より劣る部分もありますが、手作りの良さも勘案すると純正品よりも満足度は高いです。
317番用の純正バファローを買ったことがあるけど、表面の質感は全然異なります。純正品の上品な感じも好きですが、荒々しいシボの感じとかは悪くないです。
押さえ処が分かってきたので、細部の仕上がり具合は以前よりもだいぶ上手になりました。純正品より劣る部分もありますが、手作りの良さも勘案すると純正品よりも満足度は高いです。
