ゼロハリ・時計収納用ケース2010/04/03

底面の貼り付けが終わるとほぼ完成に近づきます。

シェルの形状が平坦ではないので、インナーとの間の隙間を埋めながら補強していきます。

ゼロハリ・時計収納用ケース2010/04/03

ゼロハリケースのアンダーシェルの底は平らではありません。

ケースインナーの形と合うように調整しなければなりません。
前回GC140をやったときは、インナーの底に段ボールで支えを作りましたが、美しくありませんので(あまり関係ないけど)、今回はバルサ材を利用してみます。

柱を数本渡した上にバルサの平板を張り付けています。高さはインナーケースを納めたときに上面のツラがケースに合うような高さに調整しました。

上から押さえたときに沈み込まない高さになればOKです。(多少は歪みます)


インナーのヘリが沈み込まないように枠の方に支えが必要になります。

ヒンジの部分-金具があたらない位置に枠をよけていますので、その形に合わせて支えを塩ビ板で作り、見える位置にはレザーを貼り合わせてあります。

ロックの部分-キーロックが機能できる位置に支えを決めて、見える部分は同様にレザーを貼り合わせています。

それ以外の部分は、L型の樹脂製のアングルを使いました。アングルをボンドで固定した後、表に来る部分にはレザーを貼り合わせています。隠れて見えなくなってしまう部分ですが、ほんのわずかに見えた部分が綺麗かどうかで最終的な仕上がりに影響してきます。

ゼロハリ・時計収納用ケース2010/04/03

枠の調整が済んだら、ボンドで固定します。